愛知県議会 2023-02-01 令和5年2月定例会(第3号) 本文
東日本大震災では、発災直後から被災地へのアクセスルートを確保するために、内陸部を南北に貫く東北自動車道と国道四号からくしの歯のように沿岸部に伸びる何本もの国道を、救命・救援ルートの確保に向けて切り開く作業、いわゆるくしの歯作戦による道路啓開オペレーションが展開され、早急な瓦礫処理と簡易な段差修正などにより、速やかに緊急車両、救急車両などの救援ルートを確保いたしました。
東日本大震災では、発災直後から被災地へのアクセスルートを確保するために、内陸部を南北に貫く東北自動車道と国道四号からくしの歯のように沿岸部に伸びる何本もの国道を、救命・救援ルートの確保に向けて切り開く作業、いわゆるくしの歯作戦による道路啓開オペレーションが展開され、早急な瓦礫処理と簡易な段差修正などにより、速やかに緊急車両、救急車両などの救援ルートを確保いたしました。
東日本大震災では、この道路啓開の重要性が改めて認識され、中部圏でも、その翌年三月に、国や地方公共団体、学識経験者、地元経済界等で組織する南海トラフ地震対策中部圏戦略会議において、早期復旧支援ルートの確保手順として、中部版くしの歯作戦を策定し、災害に備えているところであります。 災害への対応として記憶に新しいところでは、昨年七月の静岡県熱海市で発生した土石流災害があります。
東日本大震災におきましては、高速道路が、くしの歯作戦ということで、早期の救助、復旧に大きな効果があったわけでありますが、そのくしの歯の背骨さえもないと。ミッシングリンクがない。南海トラフの地震に直面をしている本県としては非常に不安がある。地方共通の課題として、防災・減災、国土強靱化を国土政策の中でもっと強く位置づけてほしいとアピールをしてきたところであります。
東日本大震災では大津波が沿岸部を襲い、甚大な被害を及ぼしたことから、救援・救護ルート、緊急物資輸送ルートの確保のため、くしの歯作戦が行われました。その成果を評価し、それに倣い、中部版くしの歯作戦が策定されていますが、愛知県内でも最も大きな津波が押し寄せる渥美半島には背骨となる高規格道路がないため、支援の輸送にも大きな支障が予想されます。 そこで伺います。
未曽有の大災害である東日本大震災においても、くしの歯作戦と呼ばれる道路啓開の実施により、広域的な輸送路が早期に確保されております。
彼らがやってくれた「くしの歯作戦」の行動が、東日本大震災の初動としては効果があったと言われているところです。そういった面で、土木の技術者を含め、しっかりと確保していくのは県としても重要だと考えております。
また、緊急輸送のかなめとなる道路網については各地で寸断されましたが、道路啓開、いわゆるくしの歯作戦により、1週間後には救命・救援ルート命の道がおおむね確保されました。 南海トラフ地震発災時には、本県では道路啓開に長時間を要する地域が想定されることから、空路の確保は大変重要な課題だと考えます。
さらに、この道は南海トラフ地震が起きたとき、高知市から嶺北地域への避難道路として、さらに復旧・復興時の物資の補給道路として、いわゆるくしの歯作戦のかなめとなる道路であります。また、嶺北地域への移住者にとっても、高速道路を使うことなく高知市へ通勤が可能となりますので、農林業だけでなく職業の幅が大きく広がり、移住がしやすくなるのではという期待が持てます。
地震発生一週間後の三月十八日には、内陸部との交通路はおおむね確保されたという、くしの歯作戦が後に喧伝されたものの、被災地の現場は被災者の捜索、遺体の引き揚げを主として自衛隊が現地入りしたものの、現実は自衛隊とて被災地の地理に詳しかろうはずもなく右往左往する状況を呈する中、瓦れきに埋もれた市街地を震災直後は自発的に献身的に地元建設業者によって道路啓開がなされ、まさしく災害復旧の第一歩は道路啓開から始まったことがきのうのことのように
そして、県が掲げるくしの歯作戦の一環としても465号は重要な災害対策道路となっていくと思うんです。あるいは、先ほど私も申し上げましたけれども、いすみ医療センターは今後やはり災害拠点病院としてその役割を果たさなければいけない時期に来ているというふうに思います。以上のことから、ぜひとも465号を強く推進していただきたいと思っております。
防災については、一昨年、平成二十六年の九月議会でも取り上げ、災害時の救援物資の受け入れと搬送についてと、被災後直ちに確保しなければならない道路交通の啓開対策、中部版くしの歯作戦についてお聞きをしましたが、その後、二年が経過をし、計画等がより具体的になっていると思いますので、進捗についてお伺いしたいと思います。 まず、災害時の救援物資の受け入れと搬送についてであります。
東日本大震災では、くしの歯作戦による迅速な道路啓開が人命救助や緊急物資の輸送、さらには復旧・復興に大きく寄与をいたしました。今回策定された四国広域道路啓開計画は、瀬戸内側から被害の甚大な太平洋側へ向けて、扇形に8つの進出ルートを設定する四国おうぎ作戦として計画がされております。
記憶に新しいところで、東日本大震災の際、国土交通省が行った被災地における道路啓開の取り組みとして、「くしの歯作戦」があります。内陸部の高速道路をくしの軸、沿岸部に向かう一般道路をくしの歯と見立てたものです。このくしの歯作戦は、大災害における避難路や、救助援護隊や救援物資の輸送に重要な役割を果たしたと聞いております。
4県の関係機関が連携して東日本大震災で展開をされた、くしの歯作戦の四国版について、対象道路の決定、優先順位、指示系統を、関係機関と情報を共有して道路啓開計画に取り組む必要があると考えますが、四国の広域道路啓開計画について現在までどのような取り組みをなされているのか、土木部長に御所見をお伺いいたします。 次に、第2期産業振興計画の実行3年半の取り組みの総括についてお伺いをいたします。
次に、千葉県版「くしの歯作戦」についてお伺いをいたします。 先月、県において、九十九里・南房総沿岸部における津波被害時の道路啓開計画、千葉県版「くしの歯作戦」が公表されました。くしの歯作戦とは、東日本大震災において東北地方で実施された道路啓開であり、内陸部を南北に貫く東北自動車道などから沿岸部に延びる国道をくしの歯のように道路啓開したことから、そのように呼ばれていると伺っております。
なお、津波被害時の道路啓開につきましては、千葉県版くしの歯作戦を策定いたしました。いすみ地域では国道297号や国道465号などを道路啓開候補路線として選定したところであり、今後、救命・救援ルートを確保するための実施体制などの整備に取り組んでまいります。 私から以上でございます。 ◯副議長(石橋清孝君) 教育長内藤敏也君。
それから道路啓開・航路啓開等のオペレーション計画の策定、これも中部地方整備局が中心となってやってらっしゃいますが、道路啓開は、これは皆さん御案内のとおり、くしの歯作戦ですね、航路啓開はくまで作戦と呼ばれていますが、これもかなり具体化しておりまして、例えば、中部圏のどこどこ地域の中山間地の道路が、災害直後にどういう状態になっているかというようなことについては、各地域の土木建設関係の方が情報を持ってらっしゃいますので
南海トラフ地震発生時には、四国版くしの歯作戦を補完する佐川方面への主要道路として重大な役割を担っております。 今夏の台風12号災害において道路路側が崩壊し、道路亀裂が生じたことから、8月3日から13日まで通行どめとなり、現在も片側交互通行が続いております。
山陰道が今現在、全線開通していない現状では、この山陽道、中国縦貫道と並ぶくしの歯作戦の縦軸としては位置づけられておりません。しかし、計画の中では、中国地方整備局としてリダンダンシー、代替性の確保も考慮しつつ、高規格幹線道路のミッシングリンクの解消を推進することが明確に記載されております。
このように民間企業が一丸となって協力し、対応に当たった道路啓開は、くしの歯作戦と名づけられ、全国的にも注目がなされました。 発災後、必要となる初動の一連の対応は、一刻も早い対応が求められ、言いかえれば、対応のおくれは、深刻で回復困難な事態をもたらしかねないと考えられます。